DETAIL
国産の欅の良木を厳選し、拭き漆で仕上げた応量器です。
6個の異なるサイズのパーツを入り子にして1組となります。重なり(スタッキング)も美しく、収納にも便利な器です。
応量器は元来禅宗の修行僧が使用する個人の食器で、入り子状に重ねられた容器からなっております。応量器を用いた食事は厳格な作法が定められており、禅宗における重要な修行のひとつです。必要なものを必要なだけ感謝とともにいただく、「量を知り、足ることを知る」食への姿勢すなわち生きる姿勢とつながっています。
本来は禅宗の修行僧の為の器として用いられた漆器ですが、よりカジュアルにお使い頂ける様に拭き漆で仕上げました。様々なテーブルシーンに活躍するアイテムです。
山中塗は、白木地を鉋と呼ばれる特殊な刃物で回転させながらくりぬく轆轤挽きに優れ、主に椀銘々皿、茶托などの丸物の製造を得意とします。特に棗などの茶道具の木地は全国の8割から9割を山中で挽いています。
山中の挽物を特徴づけている筋挽きは木地に鉋で挽目を施し、一種の意匠とするもので、糸目筋、ろくろ筋、びり筋、平みぞ筋、稲穂筋、柄筋など約五十種類あります。豊富な木地の材料に恵まれた山中塗は欅、桜、栃などの材料を大小様々な器物に用いて用途に応じて下地・塗・蒔絵の行程へと進み、美しい色つやの漆器が完成致します。当然、ほとんどの制作行程が手作りな為、原木の乾燥から完成までに要する時間は長いもので1年以上かかります。
天然木(欅)・漆
化粧箱入(日本製)
※6個入り子にして1組で販売
サイズΦ14.0×7.2cm Φ11.5×5.5cm Φ10.7×4.2cm Φ9.7×3.3cm Φ9.0×2.4cm Φ8.2×1.5cm
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